配信を始めたばかりの頃、私はとにかく無言配信にならないことばかりを気にしていました。

1人でゲームをするときは基本しゃべりません。
でも「配信なんだから何か話さなきゃ」と思って、必死に声を出していました。

敵を倒したときに、
「よっしゃ…」
と、かなり小さめだけど精一杯の声。

今思えば、健気というか、切ないというか。


実はゲーム音が一切入っていなかった

ある日、配信をしていた時に、

リスナーさんからこんなコメントが来ました。

「ゲーム音が出てないですよー」

この時点で、内心はかなり焦っています。

さらに追い打ちをかけるように、続けてこう言われました。

「おとさんの美声しか聞こえていないです」

……。

ゲーム音が出ていない恥ずかしさに、
「美声」というワードが加わったことで、恥ずかしさは体感10倍になりました。

無言配信を避けようと必死に声を出していた分、
「声だけ配信」が確定した瞬間のダメージは、なかなかのものでした。

あとで配信を確認してみると、

  • BGMなし
  • 効果音なし
  • たまに入る私の声だけ

静まり返った配信画面で、
敵を倒した瞬間にだけ小さく「よっしゃ…」が流れる。

今思うと、かなりシュールな配信でした。


原因はOBSのアップデートだった

原因は、OBSのアップデート後に起きていました。

アップデート自体は問題ありません。
問題だったのは、音声入力キャプチャの設定が既定に戻っていたこと。

本来は、

  • 音声入力:HDMI(キャプチャーボード)

になっていなければいけないところが、
別の入力先に切り替わっていました。

その結果、

  • ゲーム音は配信に入らない
  • 私の声だけが配信に入る

という状態で配信スタート。

無言配信を回避しようと頑張っていたのに、
背景音ゼロで声だけ配信という、なかなか高度な失敗をしていました。


なぜ自分では気づけなかったのか

この失敗がやっかいなのは、
配信者本人が本当に気づきにくいところです。

自分はヘッドセットで、
ちゃんとゲーム音を聞きながらプレイしています。

だから、
「配信にも音は出ているだろう」
と、自然に思い込んでしまいました。

実際は、
自分が聞いている音と、配信に乗っている音は別物

この感覚のズレが、初心者には一番の落とし穴だと思います。


この失敗から学んだこと

この一件で、はっきり学びました。

  • OBSをアップデートしたら音声設定を必ず確認する
  • 配信前にゲーム音がメーターで動いているか見る
  • マイクやケーブルを抜き差しした後も、念のため確認する

「昨日はできていたから大丈夫」
これは、配信ではほぼ信用できません。

今では、配信開始前に必ず
ゲーム音がOBSに入っているかをチェックしています。


配信を始めたばかりの頃は、失敗して当たり前です。

無言配信を気にする前に、
まずは音がちゃんと出ているか

この記事が、
同じ「声だけ配信」を防ぐきっかけになれば嬉しいです。