動画に挑戦することは決めた。次に考えるべきは、誰に何を任せるかという、チーム作りの問題だった。

今回の目標:動画版の「編集部」を組み立てる

段落1

今回の目標は、ブログのときに作った「AI編集部」の考え方を、動画制作用に組み替えることだった。ゼロから新しい体制を考えるのではなく、既にある土台をどう応用できるかを探ることから始めた。

なぜ、ゼロから作り直さなかったのか

段落2

ブログのAI編集部を作る過程で、拠点をどこに置くか、誰が何を担当するかという、基本設計にはすでに一度向き合っていた。同じ苦労を繰り返す必要はない。Google Driveという拠点、Claudeという文章に強いAI、ChatGPTという外部連携に強いAI。この組み合わせが土台としてすでにあるのだから、それを動画用に拡張する方が、ずっと現実的だと考えた。

実際に考えた役割分担

段落3

まず、Claudeには引き続き「考える」役割を任せることにした。動画の企画、台本、構成といった、言葉を扱う部分だ。ここはブログのときと変わらない強みが活きるはずだった。

ChatGPTには、これまでと同じく外部サービスとの連携役を任せる方向で考えた。ブログのときにWordPressとの接続を担ってくれたように、動画の世界では、映像を生成する専門のAIサービスや、音声を合成するAIサービスとのやり取りを担当してもらう想定だった。

そしてGoogle Driveは、これまで通り編集部の拠点として、台本、映像素材、音声データを一箇所に集める役割を担うことにした。文章と画像の2種類を扱っていたブログのときよりも、扱う素材の種類が増える分、フォルダの整理はより重要になりそうだった。

新たに必要になった役割

段落4

ここで気づいたのが、ブログのときにはなかった、まったく新しい役割が必要だということだった。実際に映像そのものを作るAI、そしてナレーションの声を作るAIだ。これらは、これまで使ってきたClaudeやChatGPTとは、また別の専門性を持つ存在になる。

チームに新しいメンバーを迎え入れるように、これらの専門AIをどう組み込むかを考える必要が出てきた。既存の2つのAIとどう連携させるか、指示の出し方をどう工夫するか。この設計は、ブログのときよりも一段階複雑になることが、この時点で見えてきていた。

懸念:素材の種類が増えるほど、トラブルも増えるのではないか

段落5

ブログを作っていたときの記憶がよみがえった。画像ひとつを自動でGoogle Driveに送るだけでも、容量の壁にぶつかり、気づかないうちに画質が崩れていたことがあった。動画は、画像よりもさらに大きなデータになる。映像素材、音声データ、そしてそれらを組み合わせた完成品。扱うデータの種類と量が増えれば増えるほど、同じような、あるいはもっと厄介なトラブルが待っているのではないかという、正直な不安があった。

今回学んだこと

段落6

この段階で学んだのは、新しい挑戦であっても、過去に積み上げた設計はゼロにならないということだった。ブログのために作った拠点や役割分担の考え方は、形を変えながらも、次の挑戦の土台としてしっかり機能してくれた。一方で、新しい種類の素材を扱う以上、これまで経験していない種類の問題が待ち構えているだろうという予感も、拭えなかった。

次回への課題

役割の大枠は見えてきた。次は、この体制を実際にどう動かし、AIが動画を作る具体的な仕組みをどう設計していくか。次回は、その設計の過程について書いていきたい。