Claude×Search Console実践編|次に書くべき記事のヒントをブラウザ上で見つける
結論:「表示はされているのにクリックされていない、かつ掲載順位が低い」というキーワードを条件で絞り込ませることで、次に書くべき記事の候補を効率よく見つけられました。「ブラウザでClaudeを使うと何ができる?」の続編として、今回はGoogle Search Consoleでの検証を詳しく紹介します。
何を試したか
Search Consoleの検索パフォーマンス画面を開いた状態で、Claudeに「表示回数はあるのにクリックされていないキーワードで、かつ掲載順位が低いものを教えて」と依頼しました。単に画面に表示されている数字を読み上げてもらうのではなく、複数の条件を組み合わせた絞り込みを依頼したのがポイントです。
分かったこと

出てきた結果は、単なるデータの一覧ではなく、次のアクションにつながる形に整理されたものでした。表示はされているものの上位に届いていないキーワードの中から、「専用の記事がまだ存在していないテーマ」を見つけ出し、優先順位をつけて提案してくれました。さらに、それぞれのキーワードについて、なぜそのテーマが読者に求められていそうか、既存記事のどこが検索意図を満たしきれていなさそうか、という考察まで添えられていたのが印象的でした。
提案の質について感じたこと

特に驚いたのは、単にキーワードを並べるだけでなく、「このテーマは競合が少なそうだ」「このテーマは既存記事と近いが、切り口が違う」といった、コンテンツ企画の視点を含んだ提案になっていたことです。データを読み取るだけでなく、そこから企画のヒントに変換するところまでを、一度の依頼でこなしてくれました。
テンプレート化できそうな進め方

今回の検証を踏まえると、次のような型で繰り返し使えそうだと感じています。
- 条件(表示回数はあるがクリックが少ない、順位が一定以下など)を指定してキーワードを絞り込ませる
- 専用記事がまだ存在しないかどうかを、既存記事一覧と照らし合わせて確認させる
- 見つかった候補について、想定される検索意図と、記事の構成案までセットで提案してもらう
この流れをある程度定型化しておけば、新しい記事のテーマ探しにかかる時間を大きく減らせそうです。
内部リンクとセットで考える重要性

前回のWordPress編でも触れましたが、新しいテーマで記事を書く際は、既存記事との内部リンクを最初から意識しておくことが大切だと、今回改めて感じました。新しい記事単体で完結させるのではなく、関連する既存記事群とつなげることで、サイト全体としての評価にもつながります。Search Consoleでのキーワード発見と、内部リンク設計はセットで考えるべき工程だと感じています。
注意しておきたいこと
Search Consoleのデータには、実際の検索順位や表示回数といった、競合に見られたくない具体的な数字が含まれます。分析結果を社内で共有したり、記事として発信したりする際は、そうした具体的な数字をそのまま出さないよう注意が必要です。また、AIが提案したキーワード候補も、最終的にそのテーマで記事を書く価値があるかどうかは、自分自身の判断で決めることが大切です。
経営者としての気づき
これまでキーワード調査は、専用のツールを別途契約したり、時間をかけて手作業で分析したりするものだと考えていました。ブラウザ上でSearch Consoleを開いたまま相談できることで、この作業のハードルが大きく下がったと感じています。特に、テーマ探しに悩む時間が減ったことは、記事を継続的に作り続けるうえで大きな助けになっています。
まとめ
Search Consoleのデータをブラウザ上でClaudeに分析させることで、次に書くべき記事のテーマを、条件を指定した絞り込みという形で効率的に見つけられることが分かりました。WordPress編と合わせて、記事の「テーマ探し」から「公開後の改善」まで、ブラウザ上で一連の流れとして扱えそうな手応えを感じています。次回は、Gmailでの検証について紹介する予定です。
