結論:月ごとの表示に切り替えるだけで、売上や経費の変化を月単位で追える状態にできることが分かりました。「Claude×freee会計」実践検証シリーズ、今回は月次推移の分析について紹介します。

何を試したか

段落1

freee会計の試算表画面には、表示刻みを「月次」に切り替える機能があります。この設定にした状態で、Claudeに「月ごとの売上・経費・利益の変化を確認して、気になる変化があれば教えて」と依頼しました。

分かったこと

段落2

月次表示に切り替えることで、単月ごとの数字を時系列で比較できる状態になります。Claudeはこの表示形式を理解した上で、どの月に売上が増えたか、どの月に特定の経費が発生しているかといった変化を追える状態でした。単発の月の数字だけを見ていては気づきにくい、増減のパターンを捉えられる点に価値を感じました。

異常値を見つける視点

段落3

月次推移を確認する際、Claudeは「通常月と比べて大きく数字が動いている月がないか」という視点で確認してくれました。決算月特有の処理(減価償却や税金の精算など)による一時的な変動と、継続的な営業活動による変動を、性質の違うものとして区別しようとする姿勢が見られたのも良い点でした。

前月との差を追う使い方

段落4

毎月の経理作業の中で、「先月と比べてどう変わったか」を確認する作業は、地味ながら重要です。この確認作業をClaudeに任せることで、経営者自身が細かい数字を毎回追わなくても、変化のポイントだけを把握できるようになりそうです。

実務で使えそうな場面

段落5

月次決算のタイミングで、「今月、先月と比べて変わった点を3つ教えて」というように依頼することで、忙しい中でも重要な変化を見逃さずに済みそうです。特に、複数の経費科目を横断して変化を確認するのは、人間が手作業で行うと時間のかかる作業なので、この部分を任せられるのは実務的です。

注意しておきたいこと

段落6

月次データにも、当然ながら会社の売上・利益の推移という機密性の高い情報が含まれます。分析結果を社内で共有する際にも、共有範囲を意識することが大切です。また、季節性のある事業では、単月同士の比較だけでなく、前年同月との比較も重要になるため、必要に応じてそうした視点も加えて依頼するとよいでしょう。

まとめ

月次推移の分析では、時系列での変化を捉え、異常値に気づく視点を提供してもらえることが分かりました。次回は、資金繰り分析について紹介します。