経営者のChatGPT導入記 第4章 対外発表の文章まで任せられるようになった話
結論:カスタム指示を整えたことで、返信メールだけでなく、対外的に発表する文章まで任せられるようになりました。前回、カスタム指示に自分という人物像を教え込んだことで、応答が自分らしくなっていったとお伝えしました。今回は、その環境を実際の業務にどう組み込んでいったかをお伝えします。
最初に任せたのは返信メールだった

カスタム指示を整えた後、まず日常的に発生する返信メールの作成から本格的に任せるようになりました。取引先や社内からの連絡に対する返信文を、以前よりも安心して作らせられるようになったのが大きな変化です。以前は下書きをそのまま使うことに抵抗がありましたが、人物像を反映させたことで、その抵抗が薄れていきました。
対外的に発表する文章にも広げていった

返信メールで手応えを感じたことで、次第に社外へ向けて発表する文章や、人前で話す際の発言内容の作成にも使う範囲を広げていきました。これは、社内向けのやり取り以上に、言葉選びに気を使う場面です。カスタム指示によって自分らしいトーンが保たれるようになっていたからこそ、こうした重要な場面でも任せてみようという判断につながりました。
手直しの量が目に見えて減った

以前は、AIが作った文章を大幅に書き直す必要がありましたが、カスタム指示を整えてからは、若干の手直しで済むようになりました。細かい言い回しの調整程度で公開できる水準の文章が出てくるようになったことで、文章作成にかかる時間そのものが大きく短縮されました。
任せる範囲を広げる際に意識したこと

対外的な文章は、内容を誤ると信用に関わるため、慎重に扱う必要があります。任せる範囲を広げる際には、まず重要度の低い文章から試し、問題がないことを確認しながら少しずつ範囲を広げるという進め方を意識しました。いきなり重要な発表文をすべて任せるのではなく、段階を踏んだことが、安心して活用範囲を広げられた理由だと思います。
この経験から見えてきたこと

カスタム指示という初期設定に時間をかけたことが、その後の業務活用の幅を大きく広げる結果につながりました。最初の手間を惜しまずに「自分」を教え込んだことが、結果的に最も効果の大きい投資だったと感じています。
まとめ
返信メールから対外発表の文章まで、任せられる範囲は着実に広がり、手直しの量も減っていきました。次回は、この過程で実際に感じた失敗や、うまくいかなかった場面についてお伝えします。
