REST APIとアプリケーションパスワードの仕組みは理解できた。あとは実際に接続してみるだけ、のはずだった。

今回の目標:とにかく一度、接続を成功させる

段落1

今回の目標は単純だった。用意した認証情報を使って、実際にWordPressへの接続を成功させること。理屈は分かったのだから、あとは動かすだけだと思っていた。

なぜここでつまずくとは思わなかったか

段落2

それまでの工程を一つひとつクリアしてきただけに、この最後の一歩は消化試合のようなものだと考えていた。仕組みは理解した。手順も間違っていないはずだ。だからこそ、ここで足止めを食らうとは、まったく予想していなかった。

実際に起きた問題:「権限がありません」

段落3

接続を試みると、決まって「権限がありません」という趣旨のエラーが返ってきた。おかしい。自分のサイトで、自分のアカウントを使っているはずなのに、なぜ権限がないと言われるのか。

後になって分かったことだが、自分のサイトには、いつの間にか同じ自分のためのアカウントが三つも存在していた。日をまたいでサイトを触っているうちに、気づかないうちに複数作ってしまっていたのだと思う。そして、今回API接続に使おうとしていたアカウントは、そのうちの「購読者」という、閲覧はできても管理はできない権限のアカウントだった。

試したこと:スクリーンショットを撮っては、ChatGPTに見せる

段落4

もちろん、最初からそんなことに気づけるはずもなかった。エラーが出るたびに、画面の状況をスクリーンショットに撮り、それをChatGPTに見せながら、一緒に原因を探っていった。設定を見直したり、手順を最初からやり直したりと、思いつく限りのことを一通り試した。

しかし、何度やり直しても同じエラーが出る。設定の書き間違いを疑い、パスワードの再発行を試し、それでも状況は変わらなかった。正直なところ、まさか「アカウントの権限そのもの」が原因だとは、この時点ではまったく思いつかなかった。

気づき:確認してくださいと言われて、初めて分かった

段落5

何度もやり取りを重ねる中で、ChatGPTから「アカウントの権限を確認してください」というメッセージを受け取った。そこで初めて、自分が使っていたアカウントの権限を管理画面で確認してみた。

結果は、購読者。管理者権限を持つアカウントではなかった。長い時間をかけて設定や手順を疑い続けていたが、答えは「そもそも入り口が違っていた」という、拍子抜けするほどシンプルなものだった。

今回学んだこと

この出来事から学んだのは、複雑に見えるトラブルほど、実は基本的なところに原因が潜んでいることがあるということだった。設定の中身を疑う前に、まず土台となる条件(この場合は権限)が正しいかどうかを確認する。この順番を間違えると、遠回りをしてしまう。また、状況をスクリーンショットで記録し、それをそのままAIに見せながら一緒に考えるというやり方は、原因究明の手段としてとても有効だとも実感した。

次回への課題

権限という、思わぬところに落とし穴があった。この壁を越えたことで、ようやく本当の意味での接続に近づいた。次回は、実際に記事が初めてWordPressに届いた瞬間について書いていきたい。