結論から言うと、Googleドキュメントの見た目をそのまま移すのではなく、意味を表す記号からWordPressのHTML構造を作り直す方法が安定します。

AIを使って記事を書けるようになっても、WordPressへ公開するまでには複数の作業が残ります。記事数が増えるほど、一つひとつは小さな操作でも大きな負担になります。

私はGoogle Drive、ChatGPT、Claude、WordPressをつなぐ「AI Publisher」を実際に開発し、約130記事を扱ってきました。この記事では、一般論だけではなく、開発と運用で起きた問題をもとに具体的な方法を説明します。

GoogleドキュメントをWordPress用に整形する方法で解決したい問題

段落1

Googleドキュメントから出力したHTMLには、WordPressでは不要なspan、style、classが含まれることがあります。そのまま投稿すると文字サイズ、色、余白、箇条書きが不自然になります。

大切なのは、目に見える一つの操作だけを自動化しないことです。前後の工程と完了条件まで整理しなければ、別の場所へ手作業が移るだけです。

結論|安定させるための基本設計

段落2

Googleドキュメントの見た目をそのまま移すのではなく、意味を表す記号からWordPressのHTML構造を作り直す方法が安定します。

AI Publisherでは原稿内の「■」をH2、「▼」をH3、「・」をリストとして判定します。Googleドキュメント由来の不要装飾を除去した後、必要なHTMLだけを再構成します。

記事データの正本はGoogle Driveに残します。WordPressで問題が起きても元原稿と画像へ戻れるため、再投稿やサイト移設にも対応しやすくなります。

実際に行う手順

段落3

1.原稿本文の先頭へ記事タイトルを重ねて書かない

原稿本文の先頭へ記事タイトルを重ねて書かないときは、記事番号と処理状態を確認できるようにします。作業者が変わっても同じ結果になるよう、判断条件を文章ではなく入力規格として残すことが重要です。

2.H2は「■」、H3は「▼」、箇条書きは「・」で統一する

H2は「■」、H3は「▼」、箇条書きは「・」で統一するときは、記事番号と処理状態を確認できるようにします。作業者が変わっても同じ結果になるよう、判断条件を文章ではなく入力規格として残すことが重要です。

3.装飾による見出し表現を避け、文章構造を記号で示す

装飾による見出し表現を避け、文章構造を記号で示すときは、記事番号と処理状態を確認できるようにします。作業者が変わっても同じ結果になるよう、判断条件を文章ではなく入力規格として残すことが重要です。

4.WordPress下書きで見出し階層、リスト、改行、画像位置を確認する

WordPress下書きで見出し階層、リスト、改行、画像位置を確認するときは、記事番号と処理状態を確認できるようにします。作業者が変わっても同じ結果になるよう、判断条件を文章ではなく入力規格として残すことが重要です。

実運用で起きた問題と改善

段落4

開発では、見た目を保とうとしてGoogleドキュメントの装飾を残した結果、WordPress側で表示が崩れました。そこで一度きれいな状態へ戻し、必要な構造だけを再生成するclean_exported_htmlの考え方へ改善しました。

この経験から、正常時だけでなく失敗時の動きを設計する必要があると分かりました。処理結果を記録し、どこまで成功したかを確認できれば、全件を最初からやり直す必要はありません。

AI Publisherは、実際に使う、問題が出る、原因を調べる、修正する、もう一度使う、という繰り返しで改善しています。

失敗しやすいポイント

段落5

改行を増やし過ぎると空の段落が大量に作られます。逆に改行を一律削除すると文章が詰まります。見出し、通常段落、リストの境界を基準に整理します。

また、1記事で成功しても大量運用で同じ結果になるとは限りません。少数テスト、複数記事テスト、本番件数の順で確認し、本文、画像、アイキャッチ、カテゴリー、タグ、スラッグ、SEO情報までチェックします。

自動化しても人間が確認すること

段落6

人間は読みやすさと強調箇所を確認し、自動処理は不要装飾の除去と構造変換を担当します。

公開前には次の項目を確認しています。

  • 実体験や数値に誤りがないか
  • 検索意図と記事内容が一致しているか
  • 本文画像とアイキャッチが正しいか
  • カテゴリー、タグ、スラッグ、SEO情報が正しいか
  • 内部リンク先が公開されているか
  • 公開または予約日時が正しいか

まとめ|繰り返し作業を減らし、判断へ時間を使う

段落7

Googleドキュメントの見た目をそのまま移すのではなく、意味を表す記号からWordPressのHTML構造を作り直す方法が安定します。

自動化の目的は、記事を無確認で大量公開することではありません。形式変換や繰り返し入力を仕組みに任せ、人間が内容、優先順位、読者への価値を判断する時間を確保することです。

AI Publisherの開発全体は、関連記事「AI Publisher開発の歴史|v2.0.0からv2.5.2まで、失敗と改善を繰り返した記録」で紹介しています。

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AI Publisher開発の歴史|v2.0.0からv2.5.2まで、失敗と改善を繰り返した記録AI Publisherは、最初から完成形を設計できたわけではありません。WordPress投稿、Google Drive連携、画像反映、一括処理、サイト間移設を実際に使いながら改善してきました。確認できた資料と実体験をもとに、v2.0.0からv2.5.2までの開発の流れを紹介します。...