経営者のChatGPT導入記 第2章 最初に試したメール添削で感じた驚きと違和感
結論:文章のわかりやすさには驚かされましたが、同時に「自分らしさ」が消えることへの違和感も覚えました。前回の第1章で、ChatGPTに向き合うことにした理由をお伝えしました。今回は、実際に最初に試してみた作業と、そこで感じたことを率直にお伝えします。
最初に試したのは、メール文章の添削だった

色々な使い方を考えましたが、最初に試したのは、実際に自分が書いたメールの文章をChatGPTに添削してもらうという作業でした。特別な使い方ではなく、日常的に発生する作業から試してみようと考えたためです。自分なりに書いた文章を渡し、読みやすく整えてほしいと依頼してみました。
読みやすさへの率直な驚き

出てきた結果を見て、まず率直に驚きました。もともとの文章よりも明らかに読みやすく、伝わりやすい内容に劇的に変わっていたからです。回りくどかった表現がすっきりと整理され、要点が一目で分かる構成になっていました。文章の技術という意味では、素直に「これはすごい」と感じる出来栄えでした。
同時に感じた「自分らしさ」の喪失

一方で、出来上がった文章を読み返して感じたのは、どこかよそよそしい、機械的な印象でした。自分が普段使っている言い回しや、ちょっとした話し方の癖のようなものが消え、整いすぎていて逆に「自分が書いた文章」という感じがしなくなっていたのです。読みやすさと引き換えに、自分らしさが失われるという感覚は、想像していなかった発見でした。
この違和感から見えてきたこと

この経験から、AIによる文章の添削は「正解」を作るものではなく、「選択肢の一つ」として捉えるべきだと感じるようになりました。読みやすさを最優先したいメールと、自分らしさを残したいメールとでは、AIに任せる度合いを変える必要があります。すべてをAI任せにするのではなく、仕上がった文章に自分の言葉を少し戻す、という一手間が大切だと気づかされました。
それでも感じた大きな可能性

違和感はあったものの、この一度の体験だけで、ChatGPTが持つ文章力の高さは十分に伝わってきました。今後、この「読みやすさ」と「自分らしさ」のバランスをどう取っていくかが、活用を深めていく上での一つのテーマになりそうです。
まとめ
最初に試したメール添削では、文章のわかりやすさへの驚きと、自分らしさが失われる違和感を同時に味わいました。次回は、この違和感を踏まえて、どのように使い方を調整していったかをお伝えします。
