経営者のChatGPT導入記 第6章 ChatGPTを「頭脳」にする役割分担にたどり着いた話
結論:ChatGPTを「考える頭脳」、他のAIを「手を動かす作業者」と位置づける役割分担にたどり着きました。ここまでの連載で、ChatGPTの可能性と同時に、日付のズレやハルシネーションといった弱点にも直面してきたことをお伝えしました。こうした経験を重ねる中で、ChatGPT一本に絞るのではなく、複数のAIを組み合わせて使うという今のスタイルにたどり着きました。今回は、その役割分担の考え方についてお伝えします。
一つのAIに頼り切らないという発想への転換

ChatGPTを使い込むほど、得意なことと苦手なことがはっきり見えてきました。この経験から、一つのAIですべてを完結させようとするのではなく、それぞれの特性に応じて役割を分けるという発想に自然と切り替わっていきました。
ChatGPTを「頭脳」として位置づける

現在は、ChatGPTを主に「考える」役割として活用しています。方針を整理したり、複数の選択肢を比較検討したり、物事の全体像を掴んだりする、いわば頭脳的な作業をChatGPTに担わせています。これまでの連載でお伝えしてきたカスタム指示による人物像の設定が活きるのも、主にこの場面です。
他のAIを「作業者」として位置づける

一方で、実際に手を動かして形にする作業(文章の量産、資料の細部の作成など)は、他のAIに任せるという分担にしています。ChatGPTで方向性を固めた上で、実務的な作業は別のAIが担当するという流れにすることで、それぞれの強みを活かせるようになりました。
役割分担にたどり着くまでの試行錯誤

最初からこの分担にたどり着いたわけではありません。ChatGPT一本で全てをこなそうとしていた時期もありましたが、得意不得意が見えてくるにつれて、自然と「これは他のAIの方が向いているのでは」という判断をするようになりました。複数のAIを併用することは一見手間が増えるようにも思えますが、それぞれの得意分野を活かせることで、結果的に全体の質とスピードが上がったと感じています。
この運用にして良かったこと

頭脳的な判断はChatGPT、実作業は他のAIという分担にしたことで、どちらか一方に過度な期待をかけずに済むようになりました。それぞれの弱点を、もう一方が補い合う形になっているのも、この運用の利点だと感じています。
まとめ
複数のAIを組み合わせ、ChatGPTを頭脳的な役割、他のAIを作業者として位置づける運用にたどり着きました。この連載では、今後も実際の業務での活用の様子を継続してお伝えしていく予定です。
